アイロン台を出さずに手軽に使えるのが魅力の衣類スチーマー。基本的な使い方から綺麗に仕上げるコツまでをご紹介します。
1.基本的な使い方
[ はじめに ] 素材を確認
はじめに素材を確認しましょう。素材にあわせた使い方で、素材を傷めずにケアできます。
「素材に合わせた使い方」をチェック
使い方を動画でチェック
使い方はとっても簡単。ポイントは“動かすスピード”です。
[ 使い方 ] 簡単 2STEP
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ハンガーをセットし、衣類を整える
安定する場所にハンガーをセット。ハンガーラック、浴室などがお勧めです。ボタンやファスナーは全て留めておきましょう。
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ゆっくりとスチームをかける
反対の手で衣類を軽く引っ張りながら、スチームかけ面を軽く押し当てるようにして、上から下へゆっくりと動かしてスチームをあてます。
素材によってスチームをかけるスピードを調節しましょう。
<速度の目安>
●綿・麻:10cmを「約2秒」で
●ポリエステル・レーヨン:10cmを「約1秒」で
●シルク・ウール・カシミヤ・アクリル:20cmを「約1秒」で
2.上手に仕上げるコツ
と使い方
よりキレイに仕上げるコツ
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袖周り、側面など立体的なところ
裏から生地に押しあてるようにスチームをかけると、シワが伸ばせます。
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ポケットなど生地が重なっているところ
生地がよれないように、重なっているところから、重なっていないところへ動かすのがコツ。
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裾や袖口など下の部分
思いきってパンツハンガー等を使って上下を逆にすればスチームをあてづらい箇所も伸ばしやすくなります。
また、左右にスチームかけ面をスライドさせると裾のシワ伸ばしに効果的。
※伸びやすい素材の場合は、この方法は控えてください。
シワが伸びない使い方
衣類スチーマーでシワが取れなかった場合、使い方が間違っている可能性も。「間違った使い方」と「正しい使い方」をチェックしていきましょう。
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もう片方の手を使っていない
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片手で裾を引っ張りながらスチームをあてる
片手で引っ張ることで、シワが伸びた状態でスチームをあてることができ、綺麗に仕上がります。
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生地から離れすぎているのでスチームが十分にあたらない
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かけ面を生地に軽く押しあてながらスチームをあてる
素材によっては生地が傷まないよう、少しだけかけ面を離すか、ヘッドカバー(スチームボンネット)などを使用しましょう。
ヘッドカバー(スチームボンネット)についてチェック
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せわしなく上下左右に動かす
やけどをしない使い方
スチームはおよそ100°Cくらい。スチームが直接手にあたってやけどをしないよう、手や顔の位置を注意しましょう。
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スチームの下や近くに手をあてる
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顔や腕に蒸気があたる位置で使う
ウイルス除去・除菌のための使い方
高温のスチームをあてることでウイルス除去・除菌ができます。素材によってかけ方を変えましょう。
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キャンバスバッグのような厚手の素材
1cmを「約1秒」でじっくりスチームがけ。
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シルクなどのデリケートな素材
5cmを「約1秒」で「5回」スチームがけしましょう。
デリケートな素材は生地を傷めやすいので、長時間スチームを当てないようにしてください。
シワ伸ばし以外の快適効果はこちら
素材に合わせた使い方
衣類についている絵表示を必ず確認し、素材に合わせた使い方をしましょう。
衣類スチーマーが使用できる素材
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綿・麻など
高温200℃までの衣類
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毛・絹など
中温150℃までの衣類
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合成繊維など
低温110℃までの衣類
衣類スチーマーが使用できない素材
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この絵表示が書かれている素材や皮革製品類には使わないでください
※混紡素材の場合は、低いほうの素材に合わせてください。
※「あて布」の表示がある場合は、少しだけかけ面を生地から離して使用するか、ヘッドカバー(スチームボンネット)を装着してください。
※「低温記号/中温記号」などの熱に弱い布地や色の濃い素材に使用する場合は、衣類を傷めるおそれがあるため目立たない所でためしがけをしてからご使用ください
衣類を傷めないための使い方
特定の衣類へのスチームがけは、付属品のカバーやモードを変えることで、生地が傷まないようにケアできます。
ヘッドカバー/スチームボンネットを使う
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シルクやカシミヤなどのデリケートな素材に使用するときに装着することで、熱によるダメージから衣類を守ります。あて布の代わりになるのでテカリ防止にも最適です。
※一部製品のみに付属しているアクセサリーです。
スチームの量を変える
ターボ / デリケートの2つのモードがついているティファールの衣類スチーマーなら、素材に合わせてスチーム量を変えられます。
※一部製品のみに搭載されている機能です。
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デリケートモード
少なめのスチーム量で、シルクなどデリケートな素材の時に。

ターボモード
大量のスチームで、厚い生地や頑固なシワを伸ばす時に。
3.さらにこだわりたい人向け
ヒーティングプレートが付いているモデルを使う
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熱くなったヒーティングプレートを衣類にあてながらシワを伸ばすことで、さらにキレイな仕上がりに。たっぷりのスチーム量でシワを伸ばすと同時に、ヒーティングプレートが生地の水分を乾燥させて、シワが伸びた状態をキープしてくれます。ティファールならではの「ヒーティングプレート」付きモデルを選んでみましょう。
※低温記号のある素材には使えません。ヘッドカバー(スチームボンネット)を付けましょう。
※画像はアクセススチーム フォース
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ワイシャツなどの仕上げに
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厚手の素材に
アタッチメントブラシを使ってケア
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毛足の長いコートやニット、クッションなどにアタッチメントブラシを使うと、毛並みを整えながら風合いをリフレッシュし、買ったときのようにふっくらとした仕上がりに。シワ伸ばしだけではない、「衣類を丁寧にケアする」ための、ティファールならではの、嬉しいポイントです。
※一部製品のみに付属しているアクセサリーです。
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スチーム量が多いモデルを使う
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シワの原因は、からみついた状態で乾燥した繊維。その繊維に水分を与えてほぐすことでシワをのばします。
ティファールなら、繊維の奥深くまで浸透する大量スチームで、サッとほぐして時短でキレイに仕上がります。
4.アイテムに合わせた
使い方
アイテムごとの気になるポイントをご紹介します。
※必ず衣類に表示されている絵表示に従ってください。
※「スチーム禁止」などの表示がある衣類には使用できません。
アイロンではふっくらと仕上げるのが難しい
プリーツスカート

裾を持ち、プリーツとプリーツの間にかけ面を滑り込ませるようにしながら上から下に向けてスチームをあてるのがポイント。ヘッドカバー(スチームボンネット)を装着すると生地を傷めず、ふっくらと仕上がります。
背中のシワやニオイが気になる
ジャケット
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立体的なジャケットはアイロンがけが難しいので、衣類スチーマーが相性〇。特に立体的な脇や肩回りは、裏からゆっくりとあてる事で自然に仕上がります。またヘッドカバー(スチームボンネット)を装着すればテカリ防止であて布要らず。
生地が厚く伸ばしにくい
トレンチコート
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ゆっくり動かしながらスチームを十分に当てましょう。表裏両面からスチームをあてるとさらにキレイに仕上がります。
お手入れが難しい
フリルやドレープのあるおしゃれ着
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ふんわり仕上げたいブラウスは、さっとスチームをあて、風合いを保ちながらシワ伸ばし。薄手の素材をスチームの熱から守り、またテカリ防止にもなります。
アイロンがけが難しい
ビジューなど装飾品つきおしゃれ着
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装飾に引っかからないようにかけ面を軽くあてながらシワ伸ばし。生地を傷めずに仕上げられます。
アイロンがけが難しい
ニット
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形を整えながらスチームをあてます。裾を引っ張りすぎるとニットが伸びてしまうので注意。モヘア素材など毛足の長いニットは、風合いを保つ為裏側からスチームをあてるのがお勧めです。
シワ伸ばしも、ニオイケアもしたい
ハット・キャップ
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型崩れを直すには、形状を整えてからスチームをあてるだけでOKです。シワだらけになったコットンのキャップのシワ伸ばしも、衣類スチーマーなら簡単。さらに、ニオイのケアや型崩れをなおす事も出来ます。
洗濯やお手入れが大変な
カーテンやソファなど部屋の中の布製品
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面積が広い布製品には、「スチームトリガーロック」付きのモデルで楽々仕上げるのがお勧め。
※一部製品のみに搭載されている機能です。